PV(ページビュー)、SS(セッション数)、UU(ユニークユーザー数)の違いを解説

はじめに

月間100万PVを達成!

そんな文言を見たことはないでしょうか?

なんかすごいことなんだろうなーというのはニュアンスから伺えますが、実際にこれはどんなことを指しているか分かりますか?

今回はPVやセッション数、ユニークユーザー数と言ったアクセス解析の基本指標について解説していきます。

全てサイトへのアクセス数の指標

最初に結論を言うと、PVとかセッション、ユニークユーザー数などの指標はすべて「ウェブサイトへのアクセス数」になります。

ただその数え方の単位が違うのです。

どのように違うのかを知って、適切な使い分けができるようになりましょう。

PV(ページビュー)

最も基本的なアクセス数の単位が「ページビュー」(Page View)です。略してPVと言われます。

意味は「ページが閲覧された回数」です。

ウェブサイトに訪問し、ページを開くたびにカウントされます。

SS(セッション)

よく計測の基本として考えられる単位が「セッション数」(Session)です。略してSSと言われます。

意味は「ウェブサイトに訪問した回数」です。

ウェブサイトをコンビニに例えると、PVがカゴに入れた商品の点数で、SSがレジで精算した回数と言えます。

最も数え方が難しいので、詳細は後述します。

UU(ユニークユーザー数)

アクセス数で最も大きな単位で考えられるのが「ユニークユーザー数」(Unique U)です。略してUUと言われます。

意味は「人数」です。

正確には少し注意点があるので後述しますが、基本的なニュアンスとしてはウェブサイトやページに訪問した人数と考えておけば問題ありません。

SSやUUは合計できない点に注意

実際の事例としてあったのが、ページ別のアクセス数を集計表にする際に質問を受けた例になります。

「サイト全体のSS、UUが間違っている」と指摘を受けて確認したところ、以下のような感じとなっていました。

指摘をした人はSSは56、UUは31と言っています。つまり、ページA~Dの合計がサイト全体の数字になると認識しているということですね。

しかし、本件は結論から言うと、間違っておらず、SSは38、UUは21で正しい結果となります。

ポイントは「サイト全体のSS、UUはページ別の合計とは一致しない」ということです。

これは例を見てみると早いので、さきほどの図を例に挙げてみます。

この例では「ページ別のSS」で見ると、ページA:1SS、ページB:1SSとなります。合計すると2SSとなってしまいますが、サイト全体のSS数は1SSが正しいものです。

ページA→ページBの一連の流れでSSは1とカウントされます。

これを「ページ別」という断面でカウントしたため、ページ別の合算とサイト全体に差が生まれてしまうのです。

UUも同じことが言えます。

結論として、合算や計算に用いるのはPVが最も無難であり、SSやUUは合算や計算に使う際は気を付けて考える必要がある指標ということになります。

例題

8/1~8/4のあるユーザーのサイト訪問状況は以下の通りでした。

8/1 ページA→ページB→ページC→ページD

8/2 ページB→ページC

8/3 ページA→ページE→ページF

8/4 ページC→ページF

問題1

サイト全体のPV、SS、UUを求めてください

問題2

ページA、ページB、ページCの各々PV、SS、UUを求めてください

回答

回答1

PV:11、SS:4、UU:1

回答2

ページA PV:2、SS:2、UU:1

ページB PV:2、SS:2、UU:1

ページC PV:3、SS:3、UU:1

ここでお伝えしたいのは、「ページ別のSSやUUを合計すると、サイト全体の計測値を上回ってしまう」という点です。

PV、SS、UUをきちんと数えられるようになると共に、上記の注意点も理解して取り扱うようにしてください。

セッション数やユーザー数の誤差の理由を知りたい | ウェブ解析ナレッジ

実際にGoogle AnalyticsやAdobe Analyticsを使うと、微妙にツール間で数値の差が生じます。セッション数やユーザー数などの基本的な指標について正確な定義を把握することで上手に使っていくことを学びたいと思います。